各種ワクチン接種

MRワクチン

MRワクチンとは麻疹風疹2種混合ワクチンのことで、麻疹(Measles)、風疹(Rubella)のそれぞれ頭文字をとってMRワクチンと名づけられています。
MRワクチンを2回接種すると麻疹、風疹のワクチンを2回づつ予防接種したことと同じ事になり、これまで1回では予防効果がやや弱いと指摘されていた点が解消されるメリットがあります。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチンは日本でも普通に行うべきワクチンの一つです。
残念ながら日本では、母子感染予防以外は自費ですし、単抗原ワクチン(海外では三種混合 DPT+ヒブ+不活化ポリオ+B型肝炎の六種混合ワクチンも普通にあります)ですが、出来るならお子様が集団生活を始める前に受けておきたいワクチンといえます。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをする事により、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。
症状としては、普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併することもあり、特に高齢者や慢性疾患患者は重症化することが多いのが特徴です。

インフルエンザ予防接種を受ける事が出来ない方
  • 本人の接種意思を確認できない場合
  • 明らかに発熱のある方(37.5℃以上)
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
  • 過去に、インフルエンザ等の予防接種、卵等によって、アナフィラキシーショック
    (じんましん、呼吸困難、血管浮腫等)を起こしたことが明らかな方
  • 過去に、インフルエンザの予防接種で、接種後2日以内に発見の見られた人及び全身性発疹等のアレルギーを思わす異常が見られた方。
    接種日の翌日までに37.5℃以上の発熱があった場合
  • その他、医師が不適当な状態と判断した場合